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8歳女児受け口、でこぼこ歯、顎が曲がっているのを改善した症例(第一期治療のみ)|鎌倉駅より徒歩2分のドクタービーバー小児歯科・矯正歯科

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8歳女児受け口、でこぼこ歯、顎が曲がっているのを改善した症例(第一期治療のみ)

8歳女児

主訴
  • 受け口
  • でこぼこ歯
  • 顎が横に曲がっている
診断名 下顎前突
装置名 上顎前方牽引装置
抜歯部位 無し
期間 第一期治療 18ヶ月

費用 450,000円
治療のリスク ③-3重度の開咬、過蓋咬合、およびそれらを含む骨格性の不正咬合の治療は、複数の治療法を併用する場合があります。

症例の流れ

(上左)受け口、でこぼこ歯、正面から見ると顎が横に曲がっていることを気にして来院された患者さんです。口の中を正面から見ても明らかな反対咬合で著しいでこぼこ歯である事が確認できます。
(上中)正面から見た噛み合わせは向かって右側にずれています。横顔でも下あごが前に出ているのは明確で、骨格的な反対咬合であると考えられました。
(上右)また、判りにくいですが顔を正面から見ると下あごが向かって右側にずれています。

(下左)奥歯の噛み合わせも反対咬合の兆候があり、(下中)上あごの歯は狭く前歯の一本が大きく歯列から外れています。
(下右)下あごの歯も歯列は綺麗に見えますが狭いです。


治療計画としてはまず上あごを側方に拡大した後、上あごを前に出す装置を用いて前方に誘導し噛み合わせを改善、その後に前歯を並べると言う計画を立てました。下あごが横に曲がっている事に関しては、なるべく図のような歯のポジションを治療と平行しながら練習させることにして(写真)、なるべく真ん中で噛める事を覚えさせました。下あごの狭さに関してはとりあえず第二期治療で改善する事にしました。


(左)まずは図のような装置を装着し、歯列を側方に拡大していきます。
(中)3ヵ月後、まだ前歯の一部は引っ込んでいるものの拡大は十分になされました。
(右)あごのポジションの練習も効果があったようで、噛み合わせの右側へのずれも改善されています。


(左)次の段階の治療として顔にマスクを装着してもらい上あごを前方に誘導し、噛み合わせの改善を行いました。
(右)マスクは家の中だけ(就寝中も含む)での使用にしてもらい、外出先(学校、旅行など)での使用は中止してもらいました。口の中の装置も途中で交換しました


(上左・上中)ある程度、受け口の噛み合わせが改善したところで今度は前歯の並びを改善しました。
(上右)裏側の太いワイヤーにバネを付けて引っ込んでいる歯を前に押し出し、(下)その後ワイヤーを表から装着し並べました。


(上左)第一期治療終了時の写真です。前歯は折角綺麗に並んだので第二期治療までは細いワイヤーを表から直接貼付けています。
(上中)上の歯はでこぼこも無くなりきれいに排列できました、裏からのワイヤーはそのまま残しました。
(上右)下の歯列も幅は若干ですが広くなりました。
(下左)奥歯の噛み合わせの関係も改善でき、受け口ではなくなりました。
(下中・下右)横顔でも上あごがきちんと前に出てきたことが確認でき、正面からも下あごの横のずれは無くなりました。


この後も第二次成長が控えているため、再び反対咬合になるリスクはあると思います。しかし、第二次成長が終わってからでは大きく骨格的な問題を改善することはできませんので、この時期にやっておく治療が重要なのです。反対咬合(受け口)の治療は一般的に長期に及びます。乳歯の頃から反対咬合があるようであれば、その問題点について早くから認識しておくことが必要です。

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歯科矯正治療でのリスクや副効果について

歯列不正や不正咬合の改善を目的とした歯科矯正治療にはリスクや副効果が生じる可能性があります。その多くは患者様自身の日常生活に重大な差し障りを与えるものではありません。

しかし、リスクや副効果が生じる可能性があることは事実であり、あらかじめ知っておいて頂く必要があります。また、ご本人からの迅速な連絡を頂く事で、被害を最小限に食い止める事が可能となり、安全な治療を行えます。

①矯正治療の一般的なリスクや副効果について

  1. 矯正装置の装着後及び着脱動作中、歯肉、舌、頬及び唇に、擦り傷又は痛み(口内炎)が生じる場合があります。
  2. 矯正治療開始直後及び途中に歯の圧痛を経験する場合があります。
  3. 矯正装置の装着が、一定期間、発語に影響を与える場合があります。
  4. 矯正装置の使用により、一時的に唾液分泌の増加もしくは口の渇きがある場合があります。
  5. 治療過程において、咬合状態が変化し場合によっては一定期間、不快感を感じる場合があります。
  6. 治療中、歯根長の短縮が生じる可能性があります。
  7. 矯正装置の装着が、歯、歯槽骨又は歯肉及び歯髄の健康状態に影響を与える場合があります。
  8. 矯正装置を使用した治療完了後、歯の位置が移動する場合があります
  9. 治療期間中は、むし歯や歯周病への対策を積極的に行う必要があります。
  10. 矯正治療を中断した場合でも、治療前の状態に戻すことはできません。

②歯科矯正治療と併用する治療方法に関して

  1. 重度の叢生(デコボコ歯)もしくは顎不均衡の改善、将来的に起こりうる口腔内の変化を減少させる等の理由で、粘膜や骨格および歯に対する口腔外科手術が必要となる場合があります。
  2. 歯科矯正治療の過程において、歯の移動効果の容易化、歯の連続性の維持、又は、その他の治療効果の発揮のために、一定期間、全部又は一部の歯に矯正治療用アタッチメントを接着する必要があります。
  3. 歯科矯正治療の過程において、歯の移動のための空隙創出のため、歯の抜歯や切削が必要となる場合、又は望ましい場合があります。
  4. 歯科矯正治療において、歯の形態修正が必要となる場合、又は望ましい場合があります。
  5. 歯の移動により咬合の変化が生じ、顎の関節に対する保護や治療が必要となる場合、又は望ましい場合があります。
  6. 治療計画の変更や中断を抑制するために、矯正治療前にむし歯や歯周病に対する治療が必要となる場合、又は望ましい場合があります。
  7. 上記の歯科矯正治療以外の治療を行うため、治療計画の休止や中断が必要となる場合、又は望ましい場合があります。

③患者の素因または治療歴に由来する事柄に関して

  1. 特殊な形状の歯が存在する場合、治療期間の長期化又は治療結果に悪影響を与える場合があります。
  2. 重度の叢生(乱杭歯)がある場合、又は欠損歯が複数存在する場合、予想外の治療の長期化や装着した製品等の破損が生じる可能性があります。
  3. 重度の開咬、過蓋咬合、およびそれらを含む骨格性の不正咬合の治療は、複数の治療法を併用する場合があります。
  4. 患者様について重度の叢生(乱杭歯)がある場合、矯正装置の着脱が著しく困難となる場合があります。
  5. 歯冠が短い場合は、歯の移動に制約が出ることがあります。
  6. 歯肉の状況によっては歯肉の位置が変わる事があり、それが事前に予測できない場合があります。
  7. 既存の修復物に交換が必要となる場合があります。
  8. 矯正治療装置の素材によるアレルギー反応が生じる場合があります。
  9. 身体・健康状態、及び医薬品の服用が、歯科矯正治療の効果に影響を与える場合があります。

④矯正歯科治療の計画および装置装着・使用方法に関して

  1. 治療計画に関して主治医の指示に従わない場合、又は、その他治療を担当する歯科医師が指示する使用方法やその他の指示に従わない場合、治療期間の著しい長期化又は治療結果に悪影響を与える場合があります。
  2. 装着する本製品等又はその一部を、誤飲又は吸引してしまう可能性があります。
  3. 矯正歯科治療において、歯の移動速度および移動範囲に限界があり、事前に予測が困難な場合があります。
  4. 適正な着脱方法を行わなかった場合、矯正装置が破損変形し再製作が必要となる可能性があります。
  5. 計画的に通院しない場合や計画外の事が生じた事の連絡を怠った場合、治療期間の著しい長期化又は治療結果に悪影響を与える場合があります。
  6. 計画外の事態が生じた場合に担当する歯科医師への連絡を行わない場合、身体的かつ精神的、時間的かつ経済的負担が増大する可能性があります。