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子どもの矯正治療はいつからはじめるのがいいの?(第1回)|鎌倉駅より徒歩2分のドクタービーバー小児歯科・矯正歯科

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子どもの矯正治療はいつからはじめるのがいいの?(第1回)

 子どもの歯並びが悪い、将来きちんと永久歯が並ぶか心配、親も歯並びが悪いから子どもにも遺伝するのでは…と相談にいらっしゃる方は多いです。しかし、皆さんが気になっているのはいつから始めたらいいの?ということではないでしょうか。今回は少し詳しく矯正を始めるべき時期について書いてみようと思います。

第一期治療

おおよそ前歯4本(中切歯、側切歯)が生え変わる頃から開始。乳歯が残っている時期、もしくは成長が旺盛な時期に改善した方が良いだろうと考えられる事項について改善を行います。詳しくは以下の通り、
①出っ歯、受け口など骨格的な不調和の改善
②上下の歯の正中(真ん中)が合っていない、アゴが横にずれているなど非対称の改善
③きれいに並んでいない前歯を排列する
④奥歯の噛み合わせの関係の改善
⑤生えてくるべき時期になっても生えてこない歯、骨の中に潜ってしまっている歯を人工的に引っ張ってくる

第二期治療

おおよそ第二次成長(思春期性成長)が終了する時期に開始。男子で14〜16歳、女子で12〜14歳ごろが目安です。第一期治療を行っている場合は仕上げの治療が目的で第一期治療終了時には改善できなかった不正部位の改善や第一期治療中に生えていなかった奥歯の排列などを行います。第一期治療を行わなかった場合は成人の矯正治療と同じです。

 だいたいこの2つの時期に御相談頂ければ、まず心配ありません。注意してほしいのは第一期治療に関しては「早く」終わるわけではなく、あくまで永久歯がそろった時に歯を並べやすくするための準備だということです。第一期治療を行っておくことで第二期治療の方針をより簡素化できたり、場合によっては第二期治療時に抜歯を避けられることもあります。そして第二期治療から開始する場合は治療の方針に限りがあることです。例えばこの時期から「抜歯はなるべく避けてほしい」や「骨格的な改善を簡単な方法で治してほしい」との希望があってもお応えできない場合があります。悩んでいるなら出来るだけ第一期治療の時期から相談にいらっしゃって欲しいというのが本音です。
 しかし中には出来るだけ早く治した方が良い場合や、治療を始めない方が良い時期があることも事実です。

骨格的な受け口の場合は出来るだけ早期に受診を

 受け口で横から顔を見ると明らかに上アゴのあたりが凹んでいる場合は骨格的反対咬合である可能性が高いです。前歯の交換を待たずに治療を始めた方がよい場合があります。実は顔、あごの成長は身長の伸びと共に一様に成長するわけではありません。上あごの成長の時期、下あごの成長の時期と細かい成長の順序が存在します。
 上あごの成長が旺盛な時期は5歳頃から10歳頃までといわれており、骨格的反対咬合の場合はこの時期に合わせて引っ込んだ上あごを前に出す治療を行った方がよいです。人によって成長の時期は異なり、早く終わってしまう人もいるので出来る限り早めの治療が望ましいです。逆に下あごの成長の時期は12歳頃から長い方で17歳頃までと言われています。下あごの成長が旺盛な時期に上あごを引っ張りだそうとしても効果が薄い場合もあるので注意が必要です。

身長が大きく伸びる時期はできるだけ矯正治療は避けよう

そして、注意が必要なのが身長が一番伸びる時期、第二次成長です。第二次成長の時期は最も身体に変化の起きる時期で、身長だけでなく顔、あごの形に大きな変化が見られます。この時期に治療を始めてしまうと身体の成長による変化が治療による歯の移動と相反してしまう事があり治療期間が長引く可能性があります。もちろん皆が治療の時期に適さないというわけではないですが、我々矯正歯科医があえてこの時期に矯正治療を行おうとはあまり思わないでしょう。

それでも、前歯が生え変わったけど既に歯並びがガタガタで心配だ、何かできないのか?とか、「成長が旺盛な時期」って言っても事前に分るわけではないでしょ、調べる方法ってあるの?など、疑問を持たれたとおもいます。第二回では永久歯の前歯が生え変わった時にできる事と第三回では身体の成長の時期をみて治療を行う時期を探る方法についてお話します。