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子どもの矯正治療はいつからはじめるのがいいの?(第2回)|鎌倉駅より徒歩2分のドクタービーバー小児歯科・矯正歯科

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子どもの矯正治療はいつからはじめるのがいいの?(第2回)

 前回は第一期治療、第二期治療の目的、開始時期と特に注意が必要な場合について書きました(前回のコラムはこちら)。第一期治療の開始時期は基本的に上下の前歯4本(中切歯、側切歯)が生え換わった時期でよいと思います。今回のコラムではこれらの歯が生え換わる前にできること、矯正治療を開始する前にできることについて書きたいとおもいます。

「将来の歯並び」って気になりますよね

実際に矯正治療を始めようと相談にいらっしゃると、まだ見ぬ矯正装置に恐怖を感じ、「矯正治療はやりたくない」と子どもが訴えて、泣く泣く矯正治療を諦めるという場面にもこれまでたびたび遭遇してきました。また、乳歯がギチギチに並んでいて永久歯が生え換わる前から明らかにスペースが足りなそう、乳歯が抜ける前から永久歯が内側から生えてきてしまったなど我々矯正歯科医が想定しているより前の時期から子どもの「将来の歯並び」を気にして来院されるお父さんお母さんは確かに多いです。早く行動を起こして少しでも歯並びが良くなれば…と思われるのは分からなくもないです。

矯正治療の準備をしてみよう

始めたいと思った時になかなか始められない、そんなことはよくあるとおもいます。そこでドクタービーバーでは御相談にいらっしゃってからなるべくスムーズに矯正治療を開始して頂けるような準備期間を提案しています。

矯正治療は治療に入る前に診査と診断を行います。レントゲンや口の中の写真等の資料を採取するのが診査、採取した資料を分析し治療方針についてお話するのが診断です。恐怖心が強い、歯科医院に慣れていないお子さんは資料採取に時間がかかることがあります。このようなお子さんに対し資料採取をあえて何回かに分けて行うことがあります。一つずつ乗り越えてもらうことでお子さんの自信に繋がり、矯正治療に対し前向きな気持ちを作ってあげる事ができます。

また、お子さんの自閉症をはじめとする発達障がいや種々のハンディキャップで悩まれているお父さんお母さんがお子さんの歯並びを良くしたいとご相談にいらっしゃるケースも当院ではよくあります。そのような場合にも準備期間を設けてあげる事により歯医者に慣れ、矯正装置をすすんで使ってもらえるようになります。

前歯が生え変わる前に

このような矯正治療を始めるのに不安のあるお子さんや「将来の歯並び」を気にしているお父さんお母さんのためにドクタービーバーでは「0.5期治療」を行っています。第一期治療より前に行う治療で矯正治療を疑似体験してもらえます。下に示すような既製品のマウスピースを用いて、矯正装置に慣れてもらいます。やわらかいシリコンでできているので痛みもありません。

ただ、疑似体験とは言いますが全く効果がないわけではありません。この装置を使う事によって口の周りに存在する筋肉のバランスを整え、歯が並びやすい環境を整えています。
0.5期治療には次のようなメリットがあります。
・子どもの矯正装置に対する抵抗感を少なくする
・口の周りの筋肉のバランスを整える
・第一期治療に行う内容を簡素化できる
・まずは少ない金額から治療を始められる
・この先に行う可能性のある治療について事前にお話しできるのでご家庭での計画が立てやすい  

このような歯並びが一年の装着で  
完璧ではないものの幅が広がってきたり
ガタガタだった歯並びが筋肉を整える事で  
自然にきれいに並んできたりします。

注意点

以下のような事には注意が必要です
・あくまで筋肉のバランスを整えるものなので結果が100%歯並びに反映されるわけではない
・骨格的な不正咬合にアプローチするものではない
・使用状況によるので人によって効果に差が出る
・必ず次に第一期治療が控えている

 事前準備ではありますが、きちんと使えばそれなりの効果は期待できます。詳細についてはお問い合わせ頂ければ幸いです。次回は歯が生え換わってこない場合、成長を予測する方法について書きたいと思います。