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40代男性矯正用インプラントを用いて著しい出っ歯を改善した症例|鎌倉駅より徒歩2分のドクタービーバー小児歯科・矯正歯科

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40代男性矯正用インプラントを用いて著しい出っ歯を改善した症例

40歳代男性

主訴
  • 出っ歯
  • 上顎前歯の凸凹歯
診断名 上顎前突、叢生
装置名 マルチブラケット装置、矯正用インプラントアンカー
抜歯部位 上顎両側第一小臼歯
期間 第二期治療 30ヶ月
費用 1,200,000円
治療のリスク ②-1重度の叢生(デコボコ歯)もしくは顎不均衡の改善、将来的に起こりうる口腔内の変化を減少させる等の理由で、粘膜や骨格および歯に対する口腔外科手術が必要となる場合があります。

症例の流れ

(上左・上中)出っ歯、上顎前歯の凸凹歯により食べ物が噛みにくいと相談された患者さんです。上顎歯列が重度の凸凹歯で前歯が過大に傾斜していました。
(上右)骨格レベルでも歯のレベルでも上顎がかなり前方にあります。
また、下顎歯列は凸凹はマイルドなものの、歯列の幅が著しく広いため(下左)、臼歯部のみ反対咬合になっている箇所がありました(下中)。


骨格的な問題も大きいため、顎矯正手術による改善も選択肢の一つですが、本人が希望しなかったことと、手術による改善では後戻りの可能性も高いため、上顎は小臼歯を抜歯した上で矯正用インプラントを用いて歯列全体の遠心移動を計画、下顎は抜歯をせず、なるべく歯列幅径を狭めるように計画しました。

(左)まずは大臼歯の反対咬合を改善するためクワドヘリックス装置を用いて大臼歯の拡大を行いました。
(中)拡大後、上顎臼歯部に矯正用インプラントを埋入してから第一小臼歯の抜歯をしました。
(右)大臼歯の装置の後方に見える金色の三連フックがプレート型矯正用インプラントです。


(上)大きな力を発揮することができ、特に骨格的な不正の多い症例でも手術を避けることが可能になります(症例に依ります)。抜歯により生じたスペースを用い前歯の叢生(凸凹)を解消していき、特に引っ込んでいた右側側切歯を歯列内に取り込みました。
それでもスペースは残ってしまっており(下左)、仮にスペースを全て閉鎖したとしても、出っ歯の印象は無くならないことが予測されたため、歯列全体の遠心移動も継続して行いました(下右)。


矯正治療終了時の写真です(上左)。
あれだけ大きかった出っ歯も解消され(上中・上右)、上顎の叢生(凸凹)も無くなり歯列が整いました(下左)。
下顎歯列も継続的に歯列を整える力をかけたためか幅はあまり小さくなっていませんが綺麗な歯列形態になりました(下中)。
現在、治療終了から3年が経過していますが、大きな後戻りも見られず安定して経過がみられます。


矯正用インプラントは絶対的な力を発揮するため、この症例のように本来、外科矯正手術になるような場合でも手術を避けることができる可能性があります。しかし必ず避けれるわけではありません。また、外科矯正治療の方が遥かに良い結果が得られる場合があります。治療計画についてはご相談を頂ければと思います。

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歯科矯正治療でのリスクや副効果について

歯列不正や不正咬合の改善を目的とした歯科矯正治療にはリスクや副効果が生じる可能性があります。その多くは患者様自身の日常生活に重大な差し障りを与えるものではありません。

しかし、リスクや副効果が生じる可能性があることは事実であり、あらかじめ知っておいて頂く必要があります。また、ご本人からの迅速な連絡を頂く事で、被害を最小限に食い止める事が可能となり、安全な治療を行えます。

①矯正治療の一般的なリスクや副効果について

  1. 矯正装置の装着後及び着脱動作中、歯肉、舌、頬及び唇に、擦り傷又は痛み(口内炎)が生じる場合があります。
  2. 矯正治療開始直後及び途中に歯の圧痛を経験する場合があります。
  3. 矯正装置の装着が、一定期間、発語に影響を与える場合があります。
  4. 矯正装置の使用により、一時的に唾液分泌の増加もしくは口の渇きがある場合があります。
  5. 治療過程において、咬合状態が変化し場合によっては一定期間、不快感を感じる場合があります。
  6. 治療中、歯根長の短縮が生じる可能性があります。
  7. 矯正装置の装着が、歯、歯槽骨又は歯肉及び歯髄の健康状態に影響を与える場合があります。
  8. 矯正装置を使用した治療完了後、歯の位置が移動する場合があります
  9. 治療期間中は、むし歯や歯周病への対策を積極的に行う必要があります。
  10. 矯正治療を中断した場合でも、治療前の状態に戻すことはできません。

②歯科矯正治療と併用する治療方法に関して

  1. 重度の叢生(デコボコ歯)もしくは顎不均衡の改善、将来的に起こりうる口腔内の変化を減少させる等の理由で、粘膜や骨格および歯に対する口腔外科手術が必要となる場合があります。
  2. 歯科矯正治療の過程において、歯の移動効果の容易化、歯の連続性の維持、又は、その他の治療効果の発揮のために、一定期間、全部又は一部の歯に矯正治療用アタッチメントを接着する必要があります。
  3. 歯科矯正治療の過程において、歯の移動のための空隙創出のため、歯の抜歯や切削が必要となる場合、又は望ましい場合があります。
  4. 歯科矯正治療において、歯の形態修正が必要となる場合、又は望ましい場合があります。
  5. 歯の移動により咬合の変化が生じ、顎の関節に対する保護や治療が必要となる場合、又は望ましい場合があります。
  6. 治療計画の変更や中断を抑制するために、矯正治療前にむし歯や歯周病に対する治療が必要となる場合、又は望ましい場合があります。
  7. 上記の歯科矯正治療以外の治療を行うため、治療計画の休止や中断が必要となる場合、又は望ましい場合があります。

③患者の素因または治療歴に由来する事柄に関して

  1. 特殊な形状の歯が存在する場合、治療期間の長期化又は治療結果に悪影響を与える場合があります。
  2. 重度の叢生(乱杭歯)がある場合、又は欠損歯が複数存在する場合、予想外の治療の長期化や装着した製品等の破損が生じる可能性があります。
  3. 重度の開咬、過蓋咬合、およびそれらを含む骨格性の不正咬合の治療は、複数の治療法を併用する場合があります。
  4. 患者様について重度の叢生(乱杭歯)がある場合、矯正装置の着脱が著しく困難となる場合があります。
  5. 歯冠が短い場合は、歯の移動に制約が出ることがあります。
  6. 歯肉の状況によっては歯肉の位置が変わる事があり、それが事前に予測できない場合があります。
  7. 既存の修復物に交換が必要となる場合があります。
  8. 矯正治療装置の素材によるアレルギー反応が生じる場合があります。
  9. 身体・健康状態、及び医薬品の服用が、歯科矯正治療の効果に影響を与える場合があります。

④矯正歯科治療の計画および装置装着・使用方法に関して

  1. 治療計画に関して主治医の指示に従わない場合、又は、その他治療を担当する歯科医師が指示する使用方法やその他の指示に従わない場合、治療期間の著しい長期化又は治療結果に悪影響を与える場合があります。
  2. 装着する本製品等又はその一部を、誤飲又は吸引してしまう可能性があります。
  3. 矯正歯科治療において、歯の移動速度および移動範囲に限界があり、事前に予測が困難な場合があります。
  4. 適正な着脱方法を行わなかった場合、矯正装置が破損変形し再製作が必要となる可能性があります。
  5. 計画的に通院しない場合や計画外の事が生じた事の連絡を怠った場合、治療期間の著しい長期化又は治療結果に悪影響を与える場合があります。
  6. 計画外の事態が生じた場合に担当する歯科医師への連絡を行わない場合、身体的かつ精神的、時間的かつ経済的負担が増大する可能性があります。