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第一期治療で矯正用インプラントを用い鋏状咬合を改善した症例 (第一期治療〜第二期治療)|鎌倉駅より徒歩2分のドクタービーバー小児歯科・矯正歯科

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第一期治療で矯正用インプラントを用い鋏状咬合を改善した症例 (第一期治療〜第二期治療)

9歳女児

主訴
  • 右側鋏状咬合
  • 上下顎前歯の凸凹歯

症例の流れ

(左・中)右側鋏状咬合を近隣の開業医に指摘され来院された患者さんです。正面、右側方の写真から大臼歯がすれ違いで咬合している事が確認できます。
(右)左側は問題なく咬合しています。


(左)正面からのレントゲンでも右側のすれ違い咬合が確認でき、咬合平面が左下がりになっている事が判ります。その他の骨格的な問題は認められませんでした。
(中左)叢生という問題もあるのですが、まずは鋏状咬合の改善が急務であったので第一期治療ではその改善を行う事にしました。鋏状咬合は噛み合わせの干渉を引き起こし、そのままにしておくと将来的に顎関節の成長を阻害したり、関節痛を惹起する可能性があります。そこで上顎口蓋部に矯正用インプラントを埋入し、ワイヤーで補助しながら、口蓋側方向に直接牽引しました。
(中右)上顎は歯槽骨の変形も認められ、歯列弓が非対称な形態を呈しているため、矯正用インプラントから直接弱い力で牽引する事で歯槽骨改造も促せるのではという思惑がありました。 (右)予測通り歯槽骨の形は徐々に改善され左右対称な歯列弓形態を獲得できました。


(左)しかし歯槽骨改造に時間を要したため、患者さんの希望もあり第一期治療では叢生の改善を行わず、同部位の排列のみで終了しました。
(中・右)第一期治療終了時の写真です。正面観、側方観から鋏状咬合が改善されたことが確認できます


(左・中)上下咬合面観からは明らかなスペース不足が認められ、第二期治療での便宜抜歯が必要となるでしょう。
(右)第一期治療前後の正面レントゲンの重ね合わせです。咬合平面の傾きは改善されましたが正中線のずれは改善されていません。


(左)1年半の成長観察を経て、第二期治療に移行しました。
(中左)この1年半の間に上顎は両側第一小臼歯の抜歯を行いました。
(中右)下顎はまだ抜歯していません。 (右)犬歯はやや切端咬合になっているものの、側方歯の被蓋は問題なさそうです。


(左・中左)二期治療では下顎第一小臼歯の抜歯も行い、永久歯正常咬合の完成を目指した。上顎はほぼ排列しているので、ブラケットの装着を遅らせました。
(中右・右)下顎は抜歯したスペースに犬歯を送り、前歯の排列を行いました。


(左・中左)二期治療終了時の写真です。抜歯をした事でバイトを深くでき、緊密な咬合を再現できました。
(中右・右)歯の幅径も大きかったので結果的には抜歯した方がきれいに顎に納める事ができたと思います。


現在、二期治療終了から2年半が経過していますが、後戻りも見られず安定した経過をたどっています。